眼鏡の街、「鯖江」 -前編-
みなさんこんにちは。
中山です。
眼鏡を手にする機会は多いけれど、実際に作っている場面を見たことがある方は少ないのではないでしょうか?
たくさんの工程、職人の手を経て皆様の手元にわたる眼鏡についていくつかに分けて書いていきます。
まずは日本における眼鏡の歴史に関して。
眼鏡が日本での生産が多いことはよくご存知だと思います。どこで作られていることが多いのかというと福井県鯖江市。日本の眼鏡のおよそ95%のシェアを誇る一大眼鏡産業地です。その歴史は古く、鯖江で眼鏡が製造されることになったのは1905年ごろ。当時の福井県は今よりも雪深く、冬場は農業などを全く行うことができない地域でした。そのため冬場の収入がなくなり困窮してしまうそんな中、家の中でもできる産業はないかということで、その当時日本で広まりつつあった眼鏡の製造を鯖江に持ってきたのが始まりになります。外出するのもままらない冬場でも、家の中で作業ができて収入が得られる方法としてメガネ作りはうってつけだったという訳です。東京や大阪のメガネ職人を鯖江に呼び寄せ、眼鏡作りの技術を地域住民とともに学び生み出された鯖江の眼鏡。ちょうど新聞や書籍を読む文化が広まりつつあった時代背景とも重なって、1935年(昭和10年)には全国一の眼鏡生産量を誇るようになりました。
今でも眼鏡の工場が多く立ち並ぶエリア(河和田町)では、田園風景が広がっています。
鯖江で作られる眼鏡の特徴は、製造工程や、パーツなどを分業して製造していること。一つの工場で全ての工程を行っているところはほとんどなく、さまざまな工場で作られてきたものを最終工場で組み上げ各ブランドへ出荷していることがほとんどです。次回は眼鏡が実際どのように作られていくのかについて書いていきます。実際12月に工場をいくつか見学させてもらい、教えていただいたことや工場内の貴重な写真などを用いてご紹介します。楽しみにお待ちください。
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